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zoom RSS 和歌山カレー事件判決の危険性

<<   作成日時 : 2005/06/28 22:17   >>

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 久しぶりに司法を話題にします。
 地裁判決が出るまでの裁判経過が和歌山の朝日に詳しくまとまっているのでご覧ください。高裁についてはどっかにまとまっていませんかね。いずれにしても一審判決を追認した形なので証拠証言については地裁判決時のものを参考にします。
 さて、黒星君はこの一審二審の判決がものすごく恐ろしい判決であると感じます。
 なぜなら状況証拠の積み重ね検察及び裁判官の主観で判決が出ているからです。
 近所の主婦の証言によると「被告に冷たくあたったのは事実だが、少ししたら子供をつれて普通に戻ってきたので気にしていないのかと思った」と検察側が「腹立ち紛れの犯行」としたのと大きく矛盾する様子が伺えます。
 また、被告の家から発見された亜ヒ酸とカレーに残っていた亜ヒ酸の鑑定も怪しく、偶然にも結晶が発見できたり偶然にも被告宅の台所から容器が発見されたり偶然にもミルク缶の底から漏れていたりした結果、鑑定が可能になりました。ええと、検察に有利な偶然が重なりすぎてやしませんか。特にカレーに溶けきっていたが故に一時間あまりで死者を出した亜ヒ酸の結晶が、証言している博士自身が言うように「たまたま」見つかるものかどうか黒星君は疑っています。
 狭山事件で(何度もさがしたはずの)鴨居の上から万年筆を見つけた日本の超捜査は未だ健在ということですか。
 なお、当初、亜ヒ酸を運ぶのに使用したといわれた砒素の付着した紙コップの謎は解明されていません。付着している亜ヒ酸が被告の家のものとは異なっているという事実は他の人物が砒素を混入した可能性を否定し切れていないという弁護側の主張を裏付けるものでしょう。
 被告は誰にも見られていない時間帯があり、カレーに砒素を入れる機会は被告にしかなかった!なんてじっちゃんの七光り探偵とか体は子供、頭脳は子ザル以下の名探偵ならともかく、現実ではそんな時間帯や機会は不特定多数に存在するんですよ。
 ただでさえ、お祭の日は不特定多数が行き来しており、被告を含めてカレー鍋をずっと監視していた人物の証言がない以上、(砒素の致死量とか事件で使われた推定量とかでてこないのでわかりませんが、紙コップ一杯でいいなら)それこそ不幸にも被告が離れたあとに混入させることは誰にでもできますし、複数犯の犯行だとしたら、うその証言ができますからなおのことばれにくいでしょうね。黒星君はその可能性を否定するだけの証拠が示されたとは認めません。
 ちょっとたとえ話をしましょう。
 近所付き合いが悪いNさん(仮名)の家には有名ブランドの包丁があります。
 ある日近所で同じ包丁による通り魔事件がおきました。
 警察と検察はNさんが近所付き合いも悪く馬鹿にされたことに腹を立てて通り魔殺人を犯したとして起訴しました。
 裁判官は許しがたい犯行で被告の発言は信用できないので死刑!となりました。
 メデタシメデタシ。
 でも実はNさんは口下手な上に仕事も不規則で近所付き合いする余裕がなく唯一の趣味が有名ブランドの包丁での料理という無罪の人だったのでした。メデタクナイ。
 何がいいたいかというと、動機の解明はあてずっぽうな推測、凶器の同一性を確認せず、容疑者=被告=犯人と決めてかかるような判決、それら司法の冒涜がこのたとえ話で行われているのですが、カレー事件判決も同じようにして出されているので、いつ私たちの身に殺人犯!死刑!といわれのない罪と罰が降りかかるかもしれないということです。
 死刑判決が間違いだったり冤罪だったりした場合は裁判官と検察は死刑とかいう法律作ったら適当な判決出す裁判官がへるかもしれませんね。
 黒星君は、この事件の犯人は決して許されるべきではないと思います。ですが、林被告が犯人であるというのは現在のところはなはだ疑問ですので、感情と手柄に走り、確たる証拠もなしに死刑判決を出す裁判官と検察を決して支持しません。

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