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zoom RSS 休暇に海外→減給

<<   作成日時 : 2005/11/22 23:43   >>

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 黒星君ブログでは公私混同を批判したり、労働者の権利をないがしろにしたり乱用したりするのを批判したりしてきたわけですが
 東京都教育委員会は17日、校長の許可なく1学期の途中に1週間海外旅行をしたとして、多摩地区の中学校女性教諭(27)を減給10分の1、1カ月の懲戒処分にした。
 都教委によると、教諭は趣味で所属している合唱団がイタリアでの大会に出場するため旅行申請したが認められなかった。このため、航空機搭乗直前に空港から副校長の携帯電話に渡航することを伝え、6月8日から14日まで休んだ。
 教諭は今年4月の採用。1年生の学級を担任し、不在中は一緒に担任をしている別の教諭らが授業などをした。
 女性教諭は「1人でも欠けると合唱団に迷惑をかけると思った」などと話しているという。
ZAKZAK 2005/11/18 http://www.zakzak.co.jp/top/2005_11/t2005111808.html
はさすがににわかに信じがたい事例ですね。
 まー2ちゃんねるでもスレが伸びてますけど相変わらず規則を理解しないまま感情的に書きなぐってるだけの人が多いのでまったく参考になりません。というわけで東京都立学校職員服務規程より
(私事旅行等の届出)
第十三条 職員は、私事旅行等により、その住所を離れるときは、その間の連絡先等をあらかじめ上司に届け出なければならない。
2 職員のうち、校長及び教員(助手、養護助教諭、実習助手及び寄宿舎指導員を含む。)は、海外旅行をしようとするときは、別に定めるところにより別に定める者の許可を受けなければならない。
第1項は「届出」で第2項は「許可」なので注意が必要です。要するに国内なら東京を離れて沖縄に行こうが連絡先教えておけばいいけど海外となったら台湾でも許可が必要ということですね。
 第2項の「別に定めるについては平成12年の3月末に通知が出ています。
http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/kohyojoho/reiki_int/reiki_honbun/g1012455001.html#y1
 この中で「年次休暇による海外旅行 ア 休業期間外は七日以内を原則とし、休業期間中は付与された年次休暇の残日数の範囲内とする。」と定められており許可権は東京都教育委員会教育長にあります。
 また、注意事項として
(一) 教員等は、海外旅行をしようとするときは、児童・生徒・保護者等への配慮を十分に行い、児童・生徒の指導の日程や終業式、始業式、その他学校全体に及ぶような重要な行事の日程に重ならないようにしなければならない。(二) 特に休業期間外の年次休暇による海外旅行については、児童・生徒、保護者等が不安を持つことのないよう、時期及び期間等について、十分配慮すること。(中略)(八) 休業期間中の教育公務員特例法第二二条第二項に基づく研修による海外旅行については、校長は、その内容が真に研修に値するものであるかどうかを確認すること。
観光、レジャースポーツ、家族旅行等は年次休暇で行くべきものであり、研修計画書を提出したからといって研修扱いとなるわけではない。
とあります。
 通常であれば、教師が許可を求めて、支障がないと判断された場合に教育長から許可が出るものなんですが、何でまたこんな強硬手段をとらざるをえなかったのでしょうか。それについてzakzakを含め情報がないのでとりあえず現時点でわかっていることを元に書きます。
 さてなぜ許可が下りなかったのかですが、まず6月8日から14日まで休んだということですので<7日以内>の原則を逸脱はしていません。この時期は最近だと中間テストが終わっているようですね。
 しかし、6月10日は英語検定、それと前後して授業参観があったりするようです。この教師の学校で授業参観があったかどうかは不明です。授業参観の日に首つって死んだ新米教師もいたことですしなんか関係あるのかなとも思いますがいかんせん情報がありません。ただ、授業参観ってことになると校長が休暇を許可しなかった理由も納得できますね。

 いずれにせよ記事からは不許可の理由にあたりそうなことが読み取れないのですがもうひとつ、有休はとったんでしょうか?上の服務規程によると東京都はなぜか知りませんが教職員が海外旅行に行くのに「有休許可」と「旅行許可」の二種類を取らせているんですね。
 さあ、ここが問題です。二種類の許可がどちらかしか下りないケースなんてありえるのでしょうか?
・有休は取れたけど旅行許可が下りない場合
 これって休暇中って言うプライベートな時間に海外旅行というなんら法的にも社会的にも問題のない行動をとるのに制限があるっていうことですね。
 憲法とか労働基準法とか地方公務員法とかとの兼ね合いはこの規程ではどう解釈されているか不明ですが人権問題に発展する危険があり、この運用は認められないと黒星君は思います。
 これは「そんなこといっても現実は甘くない」とかいう問題ではなくて、公私の別をきっちりつけるという問題です。実際に「そんな〜」とかいう人はその世知辛い世の中を変えようともせずただ流されて生きていられるだけでも十分現実離れしてぬるま湯につかったような甘い生き方ですね。と黒星君は揶揄します。
 話がそれました。次に旅行許可が下りたけど有休がとれない場合ですが・・・まあこれは前者以上にありえないでしょうねw公務としていく研修旅行などにはこの許可は不要ですので有休くれないんだと公務で行きますよ?とかいう話になりますのでこれは考えなくていいでしょう。
 そういうわけで旅行許可なんていうよくわからない制限つける意味があるのか東京都はもうちょっと考えるべきだと黒星君は思いますがそれはともかく、件の教師は旅行許可が下りていない時点で、有給休暇もとっていないはずなのです。

 まとめると許可が下りなかった理由はいまいち不明ですが、休暇もとらず、許可も受けずに空港から電話一本で音信不通になるような教師が減給1ヶ月の処分だけですんだと言うことですね。

 黒星君は権利を乱用する教師と厳粛に対応することもできない東京と教育委員会を支持しません。
加えて、公私を混同させる海外旅行許可申請の規程を支持しません。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
教職に就いて何ヶ月で、よくできるなあ。
緊張感がなさ過ぎですよね。
担任まで持っていて、なにを指導できるんでしょう。
公務員の減給っていつも軽すぎて、
身に堪えないからいろいろあるんでしょうね。
私は三日休みを取るのも大変だったし、
その前後の事務処理恐ろしくて・・・。
うらやましいこと。
眠り姫
2005/11/23 10:22
まあ、あくまで記事からの憶測なんですけど無断欠勤一週間で減給1ヶ月ですむって何事?ですよね。
新米教師の代わりなんかいくらでもいるのにw
公務員的にはそれでいいのか教えろ東京都w
黒星君
2005/11/23 18:07

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