黒星君ブログ

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<<   作成日時 : 2005/12/04 00:07   >>

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 教育関連でまとめて掲載します。
 1.師走ともなれば受験生は追い込みに躍起ですが【県立高校で教師が検定試験点数水増し】が発覚しました。
 機械処理じゃなくて会場高の教師が採点する以上今までもこれからも当然のように起こりうる不正なんですが、せめて受験者と関わりのない他校の教師が採点するとか出来なかったんでしょうか。
 実際に不正を働いた教師が処分されるのは当然として、そういった不正が行われやすい状況を放置していた検定の主催側にも責任の一端があります。
 英語検定3級とか4級とかのように検定試験合格したからって就職に有利になるほどのものではないようですが、教師が生徒の点数を不正に水増ししてやるという行為が許されるものではないと黒星君は思います。
 なぜなら公正な試験が行われないということ以上に、自信をつけさせたいなどという安っぽい同情で点数を水増しするような行為を教育的配慮と呼ぶのは生徒への侮辱であるからです。
 黒星君は【努力しても報われるとは限らない】という現実を教育することを放棄した教師を支持しません。

 2.さて、軽くジャブ入れたところで今日の本命根津公子氏の話に移ります。
朝日新聞 2005年12月01日23時32分
 東京都教育委員会は1日、今春の卒業式や入学式の国歌斉唱で起立せずに懲戒処分を受けた教員向けの研修で、処分の反対を訴えるゼッケンをして研修を妨害したとして、公立中の女性教諭(55)を減給処分(10%、1カ月)にした。ほかにも教員10人を懲戒処分にした。

 都教委によると、女性教諭は7月21日、「再発防止研修」の会場で、司会者から「不当処分は撤回せよ」などと書かれたゼッケンを外すよう言われた際に、自席に座らずに「なぜゼッケンがいけないのか」と繰り返し訴え、研修を妨害したとされる。

 さらに、同様にゼッケンやはちまきをしていた教員9人が戒告処分とされた。都教委はこれらの10人とも、地方公務員法の職務専念義務違反にあたるとしている。

 また、別日程の研修を受けなかった都立高校教諭(56)は減給処分(10%、6カ月)とされた。処分を受けた教諭らは「いずれの処分も言いがかりで不当」と抗議している。
根津氏は処分不当を訴えて不服申し立てや裁判も起こしているようですが、そういう人の相手をするには都教委の研修担当もセンスが足りないですね。

 処分撤回を要求する鉢巻?ゼッケン?そんな壊滅的なファッションはやりたいようにやらせておけばよいでしょう。何の問題というか研修に支障があるんですか?
 これが仮に日の丸鉢巻に君が代Tシャツとかだったらよかったんでしょうか?
 黒星君はこの程度の稚拙な抗議も無視できない担当者しか人材がいない都教委を支持しません。

 稚拙で滑稽な抗議方法についてはもはや論じるのすら馬鹿馬鹿しいと思いますが無視!シカト!それが一番です。
 なぜなら研修会場は労働争議を調整する場でもないし、思想信条を戦わせる議場でもありません。
 その研修を受ける気がないのであれば欠席すればいいものをわざわざ【あたくしたちの主張を聞きなさぁああああい!】とやるために出席するような自己顕示欲と被害者意識だけが肥大していて自己を客観視することの出来ない人々に正面から応対するなど税金の無駄遣いです。
 事実根津氏は処分を受ける前に協議会への出席を命じられたが自分の意思で欠席していますので、研修には出てくる論理的整合性がありません。
 研修をやっても成果が見込めないのであればそんな研修をやる必要はありません。徹底的に処分の正当性について裁判で争えばよいのです。
 黒星君は姑息な手段で再教育しようとか甘いことを考えている都教委を支持しません。

 日の丸君が代と職務命令に関する双方の主張に正当性があるかどうかについてですが、地方公務員法によれば公務員は職務命令に従う義務があります。これ当然。
しかし同様に【自己の良心】にも従うよう求められています。
つまり職務命令と自己の良心は対等のものであり、人格や良心を貶めるような命令は必ずしも有効ではありません。
よくたとえに出されるのが「おい!あそこの地権者のタマとってこいや!」が有効かどうかってことです。そこまで極端だと【命令拒否しない=良心を放棄した責任】が生じますんで、命令はただちに無効であると主張できます。これも当然。

では日の丸君が代は?
軍靴の響きを連想させやすいまさに【象徴】ともいえる日の丸君が代ですが
式典において【日の丸を掲揚すること】【君が代を斉唱すること】はなんら法的義務はありません。
法的にはやってもいいし、やらなくてもいい。法には国旗はこれですと定めているだけ。崇めろとは憲法に反するので定めてません。

 国旗としては日の丸以外にないので【国旗を掲揚する・しない】しか選択肢はありませんが、学校の場合、掲揚するのは学校の旗でもいいんです。法的には。それを【国旗を掲揚すること!逆らうと処分する!】なんていう強攻策を取るから板ばさみになった校長の自殺者まで出てしまったのですが都教委は改めようとは考えないようです。

 しかし、日の丸はまだいいんです。掲揚するのが児童生徒じゃなければ【視界に入る】という受動的な要素しか持ちえませんから。
 問題はやはり君が代です。君が代は実にさまざまなバリエーションがあります。
・全員起立で斉唱(教委はこれを押し進めています)
・全員起立だけど独唱(生徒代表だったり校長だったり)
・全員起立だけど演奏のみ(管弦学部だったりテープだったりピアノだったり、演奏者も教師だったり生徒だったり)
・父兄や教師には起立を求めないで斉唱か演奏
・全員着席のまま演奏
・使用しない
 もうお分かりだと思いますが、君が代を使用しないまたは着席のままテープを流すだけというのでない限り【能動的に】何かさせられるのです。

 この点が君が代反対派の人たちにとって【内面の自由】や【自己の良心】を犯す行為として捉えられているのでしょう。
 これは当然にどちらが正しいとはいえないのです。だから裁判になるんですけどね。

 黒星君は公務員が【自己の良心】に基づいて行動するよう定められている以上、その良心が日の丸君が代を拒絶するのであれば、大きな声で歌えだのという稚拙な指導に従う必要はないと考えます。【自分は良心に反するのでそのような職務は行えない】ここまでは憲法でいう内面の自由と地方公務員法のいう自己の良心を適切に使用していると言ってよいと黒星君は思います。

 しかし、【自己の良心】というのは個人的なもので全体が共通の【良心】を持っているわけではありません。【国歌も歌えない生徒が国際社会で人格を保てるとは思えない】と考える教師が【自己の良心】に従って【毎朝歌うべきでありますよ校長】といいだしたらどうなのでしょう?
 戦争につながる思想だから良心とは呼べないとして強制的にやめさせてよいものですか?
 黒星君の答えはNO!です。自分と反する良心を持つものに対して自分の良心だけを強制することは許されないのです。それは他者の権利を踏みにじる行為であり支持しません。

 結局、学校という組織で動く場合には校長なり教育長なりの裁量権がある人間が方針を決定・命令することで個々人の意見の対立を纏め上げるしかないのです。
 それでもなお命令に従えないというのであれば有休とるとか退職するとかより上位の権限を持つ人に訴えかけるとか世間に是非を問うとかいくつか方法はあります。
 極論すればテロリズムもその方法に含まれますが日本は法治国家ですので法にのっとた方法で主張するべきでしょう。

 しかしながら根津氏をはじめとする教師たちは【法に認められた権利!】【人権侵害許すまじ!】【ゼッケンが悪いという法的根拠があるのか!】と法にのっとったかのような主張をする一方で【公務員の職務専念義務】とか【処分は無効であると判決が出るまでは有効】という自分たちに都合の悪い法は無視して世間に訴え出るという手段をとっています。

 また根津氏は停職処分を受けても【自分は間違っていない】という主張のみで授業を行おうとしたり、校門前で座り込みを始めたりしています。
その際に【生徒を刺激するな】という苦情に対して【これくらいで生徒は動揺しない】といいながら他の日は【どうしてこんなことをしているのか生徒に考えてもらいたい】と発言しています。動揺しないということは生徒は無関心でいいということですが、考えて欲しいというのは動揺させることが目的であるということでえらく矛盾しています。
矛盾については単に言葉が足りないだけかもしれませんが、処分の不当を訴えるのは校門ではなくて教育委員会の場ではないでしょうか。

 コメントや行動などから整理すると【戦争に向かう象徴である日の丸君が代は間違っている】→【断固拒否するのは正しい】→【処分は不当】→【みんなに危険性を訴えなければ】→【校門座り込み】という流れのようですが、あちこち【はた迷惑】なので黒星君は根津氏の方法を支持しません。

【自己の良心】を守るのであれば組織の中でも裁判でも断固として闘うことが法的に認められていますのでそれについて徹底的に戦う姿勢を黒星君は支持します。
しかしそれを隠れ蓑にあるいは取っ掛かりとして【組織の方針】を覆そうとする行為には欺瞞や不実ひいては権利の乱用あるいは侮辱を感じますので黒星君は根津氏の方法を支持しません。

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