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zoom RSS 司法は誰の味方?(1)行政編1

<<   作成日時 : 2005/05/26 20:58   >>

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 生徒「司法は正義の味方なの?」教師「いいえ違います。良心と法の味方です。」
 日本国憲法では「裁判官は良心に従い法にのみ拘束される」とあります。(第76条第3項)
 ですが、本当に司法は良心と法に従っていますか?
 答えは「いいえ違います。権力者に従っています。」

 いいがかりではありません。
 日本の司法制度は権力者が司法を従えるための制度なのです。
 では説明しましょう。まず裁判官等の給料表を見てください。(前参議院議員というより木枯らし紋次郎といったほうが有名な中村氏のHPより)
 東京都調布市は地方公務員で全国で3番目に高いお給料もらっていて平均49万円強ですが、裁判官等の全体平均は77万6千円、認証官・判事だけの平均は101万円になります。
 なんと月収100万円です。ボーナスや各種手当ては別ですので年収1700万円以上です。裁判官を10年務めると総額で1億7000万円以上になるわけですが「10年で1億7000万」というのはまた後で出てきますので覚えておいてください。
 さて、この高額なお給料は裁判官の在任中は憲法で保障されているため下がることがありません。(憲法第79条第6項、第80条第2項)この点は公民の授業などで「司法の独立性」とか説明されていますし最高裁のHPによると「憲法は司法権の完全な独立を守るために,訴訟に関する手続,弁護士,裁判所の内部規律及び司法事務処理に関する事項について規則を制定する規則制定権を,また,下級裁判所の裁判官に任命されるべき者の指名,裁判官以外の裁判所職員の任命及び補職,裁判所に関する予算の編成への関与及び実施等のいわゆる司法行政権を,最高裁判所に与えました。
 最高裁判所のこれらの権限の行使のために,附属機関として事務総局,司法研修所,裁判所職員総合研修所及び最高裁判所図書館が設置されています。
 最高裁判所は,このようにして行政府及び立法府からの干渉を排除し,裁判所の運営を自主的に行っています
」とあります。(太字は黒星君編集)ここに言葉のトリックがあるのです。
 ところで、司法のトップは誰でしょう?先ほどの給料表で一番高いお給料もらっている人、そう最高裁判所長官(以下長官)です。ですが先ほどの引用部分に長官の指名とか任命のことがありませんね?実は、長官だけではなく、その他の最高裁判所の裁判官も全員が内閣によって指名または任命を受けているのです。(憲法第6条、第79条)なんと「行政府からの干渉を排除」しているはずの最高裁判所の長官以下裁判官全員が行政府である内閣によって選ばれているのです。
 たとえば、Nポン放送という会社のトップ以下役員全員がLブドアまたはFテレビという会社によって選ばれていたら?Nポン放送は「干渉を排除して独立している」と言えませんね。トップの人事権を握っている相手からの干渉が排除されることなどありえません。
 また、下級裁判所の裁判官を任命するのも内閣です。(憲法第80条)これはNポン放送で言えば子会社のPニーキャ2オンの役員人事にLブドアやFテレビが口を出すことと一緒です。子会社にまで口を出されてはNポン放送役員たちの立場はないのと一緒です。
 つまり、「司法は行政府から独立している」という言葉だけが先行していますが、実際には時の内閣にとって都合の悪い人は裁判官として選ばれにくい状況なのです。
 しかし、一度選ばれてしまえば、行政府には裁判官を辞めさせることはできません。

 長くなりましたので、この続きはまた次回に。

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